eSIM はデジタル SIM です。物理的な nano-SIM を使わなくても、通信事業者 (キャリア) のモバイル通信プランをアクティベートすることができます。iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini では、eSIM を 2 つ有効にするか、nano-SIM 1 枚と eSIM 1 つを組み合わせてデュアル SIM を利用できます。iPhone 12 モデル、iPhone 11 モデル、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR は、nano-SIM と eSIM を組み合わせたデュアル SIM に対応しています。1

デュアル SIM とは

デュアル SIM の活用法はいろいろありますが、その一部を以下にご紹介します。

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  • 1 つの電話番号を仕事用に、別の電話番号を個人用の通話に使う。
  • 海外に旅行した際に現地のデータプランを追加する。
  • 音声通話プランとデータプランを別々にする。

iOS 13 以降では、どちらの電話番号でも音声通話や FaceTime 通話を受発信でき、iMessage、SMS、MMS を使ったメッセージの送受信ができます。2 iPhone で一度に利用できるモバイルデータ通信ネットワークは 1 つだけです。

1. iPhone の eSIM は、中国本土では提供予定がありません。香港とマカオでは、iPhone 13 mini、iPhone 12 mini、iPhone SE (第 2 世代)、iPhone XS が eSIM を搭載しています。中国本土、香港、マカオでの 2 枚の nano-SIM を使ったデュアル SIM については、こちらの記事を参照してください。

2. DSDS (Dual SIM Dual Standby) テクノロジを採用しているので、両方の SIM で電話の受発信ができます。

5G およびデュアル SIM について

iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max でデュアルモードで 5G を使いたい場合は、必ず iOS 14.5 以降をインストールしてください。

必要なもの

  • iOS 12.1 以降を搭載した iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降
  • eSIM に対応した通信事業者

異なる 2 つの通信事業者を利用するには、ロックが解除された iPhone が必要です。解除されていない場合は、両プランとも同じ事業者のものを使う必要があります。CDMA 方式の通信事業者から 1 つ目の SIM を提供されている場合、2 つ目の SIM は CDMA には対応しません。詳しくは、ご契約先の通信事業者にお問い合わせください。

事業向け/企業向けのモバイルデータ通信プランをご利用の場合は、所属企業の管理者にこの機能への対応状況をご確認ください。

eSIM でモバイル通信プランを設定する

iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini では、2 つの eSIM で 2 つ以上のモバイル通信プランを利用する (2 つ同時に有効にする) か、物理的な nano-SIM 1 枚で 1 つのプラン、eSIM 1 つで 1 つ以上のプランを組み合わせて利用できます。

iPhone 12 モデル、iPhone 11 モデル、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR では、物理的な nano-SIM 1 枚でモバイル通信プランを 1 つ、eSIM 1 つでほかのプランを 1 つ以上使えます。nano-SIM が手元になく、通信事業者が対応していれば、eSIM を唯一のモバイル通信プランとして使うことができます。通信事業者から支給される eSIM は、iPhone にデジタルに記録されます。

eSIM でモバイルデータ通信プランを有効にする方法については、こちらの記事を参照してください。

iPhone に複数の eSIM を記録できますが、一度に利用できるのは 1 つだけです。eSIM を切り替えるには、「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップし、使いたいプランをタップして、「この回線をオンにする」をタップします。

以降のセクションでは、iPhone の残りの設定画面について詳しくご説明していきます。

eSIM でデュアル SIM を活用する

eSIM でデュアル SIM を活用する

プランにラベルを付ける

2 つ目のプランをアクティベートしたら、プランにラベルを付けておきましょう。たとえば、1 つのプランに「仕事」のラベル、別のプランに「個人」のラベルを付けておけます。

電話をかける/出るときやメッセージを送受信するときに使う電話番号を選ぶ場合、モバイルデータ通信用の番号を指定する場合、どの番号を使うか把握できるように番号を連絡先に関連付けておく場合に、これらのラベルが参考になります。

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あとで気が変わった場合は、ラベルを変更できます。「設定」をタップし、「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップして、ラベルを変更したい番号をタップします。「モバイル通信プランの名称」をタップし、新しいラベルを選択するか、カスタムラベルを入力してください。

eSIM でデュアル SIM を活用する

eSIM でデュアル SIM を活用する

デフォルトの番号を設定する

連絡先 App に登録されていない人に電話をかけたりメッセージを送信したりするときに使う番号を選択しておきましょう。iOS 13 以降では、iMessage や FaceTime でどちらのモバイル通信プランを使うかを選択できます。iOS 13 以降では、どちらか片方または両方の番号を選択できます。

この画面で、デフォルト回線にする番号を選択するか、モバイルデータ通信専用にする電話番号を選択できます。その場合、もう一方の番号がデフォルトになります。iPhone で両方のプランのモバイルデータ通信を通信エリアや提供状況に応じて使う場合は、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにしておきます。

eSIM でデュアル SIM を活用する

2 つの電話番号を通話、メッセージ、データ通信に使う

iPhone に電話番号を 2 つ設定できるようになったため、以下のように活用できます。 

eSIM でデュアル SIM を活用する

eSIM でデュアル SIM を活用する

使う番号を iPhone に記憶させておく

連絡先に登録してある人に電話をする場合に、どちらの番号を使うか毎回選択する必要はありません。デフォルトでは、前回 iPhoneでその連絡先に電話をかけたときに使ったのと同じ番号が使われます。電話したことがない連絡先の場合は、デフォルトの番号が使われます。必要なら、連絡先に電話をかけるときに使う番号を指定しておけます。以下の手順で対処してください。

  1. 連絡先をタップします。
  2. 「優先モバイル通信プラン」をタップします。
  3. その連絡先で使いたい番号をタップします。

eSIM でデュアル SIM を活用する

電話をかける/電話に出る

どちらの電話番号でも、電話をかけたり受けたりすることができます。

iOS 13 以降では、通話中に、もう片方の電話番号が Wi-Fi 通話に対応している場合は、ほかの番号に着信した通話にも出ることができます。モバイルデータ通信用ではない回線で通話中は、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」がオンになっていないと、ほかの回線からの通話を受信できません。通話に出なくても、通信事業者で留守番電話を設定してあれば、不在着信の通知が届き、通話は留守番電話につながります。Wi-Fi 通話の対応状況については、通信事業者にお問い合わせください。また、追加の手数料やデータ通信料がかかるかどうかもご確認ください。

通話していて、もう片方の回線が「圏外」になっている場合、通信事業者が Wi-Fi 通話に対応していないか、Wi-Fi 通話が有効になっていません。1 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」がオンになっていない場合も考えられます。通話中に別の電話番号にかかってきた電話は、通信事業者の留守番電話サービスを利用している場合は、留守番電話につながります。2 留守番電話を使っていない場合は、副回線の番号の不在着信通知が届きます。割込通話は、同じ番号に電話がかかってきたときに機能します。重要な電話を逃さないように、自動電話転送を有効にして、片方の番号にかかってきた電話をすべてもう片方に転送するようにしておけます。この機能を利用できるかどうかや、追加料金がかかるかどうかは、ご契約先の通信事業者にご確認ください。

1. または、iOS 12 をお使いの場合は、別の番号を使用中にかかってきた電話に出るには、iOS 13 以降にアップデートしてください。

2. モバイルデータ通信を利用する番号でデータローミングを有効にしている場合、音声通話専用の番号では Visual Voicemail と MMS が無効になります。

eSIM でデュアル SIM を活用する

eSIM でデュアル SIM を活用する

通話に使う電話番号を切り替える

電話をかける前に電話番号を切り替えることができます。「よく使う項目」リストに登録している人に電話をかける場合は、以下の手順を実行してください。

  1. 情報ボタン eSIM でデュアル SIM を活用する をタップします。
  2. 現在の電話番号をタップします。 
  3. もう片方の番号をタップします。 

キーパッドを使っている場合は、以下の手順を実行してください。

  1. 電話番号を入力します。
  2. 画面の上部近くに表示される、その電話番号をタップします。 
  3. 使いたい番号をタップします。

eSIM でデュアル SIM を活用する

eSIM でデュアル SIM を活用する

iMessage や SMS/MMS でメッセージを送信する

どちらの電話番号でも、iMessage や SMS/MMS を使ってメッセージを送信できます*。iMessage または SMS/MMS メッセージを送信する前に電話番号を切り替えることができます。以下の手順を実行してください。

  1. メッセージ App を開きます。
  2. 画面の右上隅にある「新規」ボタンをタップします。
  3. 連絡先の名前を入力します。
  4. 現在の電話番号をタップします。
  5. 使いたい番号をタップします。

* 追加料金がかかる場合があります。ご契約先の通信事業者にご確認ください。

eSIM でデュアル SIM を活用する

デュアル SIM のステータスアイコンについて

画面の上部にあるステータスバーのアイコンが、2 つの通信事業者の信号強度を表します。ステータスアイコンの意味については、こちらの記事を参照してください。

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コントロールセンターを開くと、ほかにもステータスアイコンが表示されます。

eSIM でデュアル SIM を活用する

通信事業者 1 を使用中で、もう片方の回線は「圏外」になっています。 

eSIM でデュアル SIM を活用する

このステータスバーでは、デバイスが Wi-Fi に接続されていて、通信事業者 2 で Wi-Fi 通話を使っていることがわかります。

eSIM でデュアル SIM を活用する

「モバイルデータ通信の切り替えを許可」が有効になっています。このステータスバーでは、通信事業者 1 が 5G を使っていて、通信事業者 2 が通信事業者 1 のモバイルデータ通信を使っていて、Wi-Fi 通話が有効になっていることがわかります。

eSIM でデュアル SIM を活用する

モバイルデータ通信用の番号を変更する

一度に 1 つの番号でモバイルデータ通信を利用できます。モバイルデータ通信を利用する番号を変更する場合は、以下の手順を実行してください。

eSIM でデュアル SIM を活用する

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップします。
  3. 「モバイルデータ通信」をタップします。 
  4. モバイルデータ通信に使いたい番号をタップします。 

「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにすると、音声通話専用の番号で音声通話をしている間、その番号が自動的に音声とデータを使うように切り替わります*。通話中に音声とデータの両方を使えるようになります。

「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにしていて、モバイルデータ専用の番号ではない音声通話番号を利用している場合、通話中にモバイルデータ通信は機能しません。

「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにするには、以下の手順を実行してください。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップします。
  3. 「モバイルデータ通信」をタップします。
  4. 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにします。

* 通話中はデータ回線が自動的に切り替わります。データローミングを利用している場合は、モバイル通信の切り替えは行われません。この機能を利用できるかどうかや、追加料金がかかるかどうかは、ご契約先の通信事業者にご確認ください。

eSIM でデュアル SIM を活用する

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モバイル通信の設定を管理する

各プランのモバイル通信の設定を変更するには、以下の手順を実行してください。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップします。
  3. 変更したい番号をタップします。
  4. いずれかのオプションをタップし、通常通りに設定します。

eSIM でデュアル SIM を活用する

関連情報

  • eSIM と Apple Watch でデュアル SIM を使う方法については、こちらの記事を参照してください。
  • eSIM を設定できない場合や、eSIM の使い方でお困りの場合は、こちらの記事を参照してください。

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